2020年07月05日

映画ジョーカー



https://www.youtube.com/watch?v=C3nQcMM5fS4
https://www.youtube.com/watch?v=tK-GmUc4LBQ
 生殖バイオロジーの申し込みをしていたら、ふとしたことから映画のサイトに迷入。以前に見た『ジョーカー』があった。この映画は自分を中から揺すぶられる凄いもので最初から最後までわくわくぞくぞくしながら見た。本来はバットマンの映画であり、これについてまず触れてみる。
 バットマンは、1939年にアニメとして登場したそうで当時日本だと昭和14年で80年の歴史がある。基本はアメリカにあるゴッサムシティという都会を舞台にブルースウエインという若者がバットマンとなって悪と戦ってやっつけるというお話である。こうもりは恐怖の象徴などその背景に意味が色々あって単純な正義のヒーローではない。途中悪役としてジョーカーが出現、このジョーカーも時代とともに進化し映画化も幾度とされてきた。
 今回の映画は、主役はアーサーという痩せ細った青年。現代社会の底辺の一員で汚れた都市の薄暗い共同住宅に母親を介護しながら人を笑わせるタレントになることを夢見て、ピエロに扮しての大道芸人の仕事をしているが、緊張すると笑いの発作が起きる。仮面と笑いが、ずっと映画を通して現れる。次々に起こる現実の不条理、彼への裏切が彼をジョーカーに目覚めさせてゆく。解決策は狂気、精神病の世界。バットマンは直接登場することなく、正義はいない。初めは父親がトーマスウエインで幼小のブルース(バットマン)と兄弟ではないかと思わせる設定は示唆に富む。最後の方でトーマスウエインは射殺され、残された幼小のブルースが返り血を浴びて立ちすくむ。正義は矮小となった。しかし将来に託したとも受け取れるこの場面などなど現代をこの世界に置き換えていて膨らみをもたせ凄い。狂気や悪が正義とも解釈できる。監督のトッド・フィリップス、主役のホアソン・フェニックスを初め、舞台、音楽、振り付けなど優秀なスタッフがいて、この難しい企画の映画化を支える人たちが背後にいるから出来た映画でアメリカの底力を感じさせた。
 ところで生殖バイオロジーの申し込みは、放り出してしまったのでまた後日。
写真は最近、話題となった映画の3人のジョーカー
ジャックニコルソン、ティムバートン監督の原作に近いジョーカー
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ヒースレジャー、クリストファーノーラン監督の現実ながら哲学的なジョーカー
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今回の自分自身に重なりうる現実に近いジョーカー
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posted by すここ at 06:59| Comment(0) | 日記
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