2023年06月23日

しおじまクリニック訪問

 聖隷浜松病院に長年勤務されていた塩島聡先生が開業されることになり、6月18日浜松のしおじまクリニックの内覧会にお邪魔した。先生には患者様のことでお世話になることはしばしばあったが、直接お話するのは初めて。にもかかわらず、快く院内を見学させてもらい、スタッフの方にも色々と説明していただいた。
 様々な工夫がなされていて、待合室は新横浜駅でヒントを得たという個室が2つあり、ピアノの自動演奏、明るく柔らかめの照明で患者様が落ち着けるように配慮。レーザーで皮膚科的な治療もされるという美容的要素も取り入れ、各部屋はα、β、γ、ωといった独自の呼び方。診察室、検査室、内診室等は限られた空間を無駄なく区切り、プライバシーが保たれるようにされていた。予約、呼び出しシステムなども考えさせられることが多く、大いに参考にさせていただいた。聖隷で培った力を遺憾なく発揮されるでしょう。ちなみにロゴマークはシマウマ。多様性などの意味があるそうで娘さんと考案されたそう。
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2023年06月04日

久し振りの法多山ご祈祷

 今日は真夏日、このところ数年ご無沙汰していた法多山に久し振りにご祈祷に出かけることにした。クリニックは法多山のお祓いに行かなくなってから災難に遭遇している。
 久しぶりの法多山、大雨の後の故か大樹、シダ類に囲まれて沢の流れ落ちる水音、ひんやり清々しい空気。途中、ごりやくカフェランチの案内があり、初めて見る。本殿までの長い階段を今回は回避して曲がりくねったスロープを迂回。本殿の前にもごりやくカフェの出店あり。しばらくためておいた法多山の古いお札を7枚返納、11時30分からの災難厄除けのご祈祷に臨む。
 本堂内の金色のご本尊は別次元の存在で正座し直して開始を待つとご祈祷は大きな太鼓の音と共に始まった。緊張感と気持ちの切替え。お坊様がなめらかなリズミカルでよくとおった声でお経を読み上げる。その後お坊様が儀式と共に火を起こして本堂内にメラメラと火が立ち、いよいよ本番、ご祈祷参加者の氏名が順番に読み上げられる。自分の名前が呼ばれている最中は心から祈念、ご本尊様にご対面している感覚。終了後は足の感覚が無くしばらくしてから再度ご本尊に個人的にお願いして退席となる。お札をいただいて、お守りを買い求めた後の帰りはいつもの厄除け団子をお茶屋で食べ、お土産に持ち帰り。これで一年間は大丈夫のはず。
 今回は予想外に人出が多く、若い人が意外に多かった。清めの水場にはアジサイの花が浮かび、斜面に一面水色のアジサイを背景に傘を並べてアジサイに見立てての演出、ごりやくカフェの出店などの工夫がなされ、法多山も着々と時代に適合し対応している。ご本尊様の力だけでなく、現世のエネルギーもいただいた。
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黒門前のごりやくカフェのランチ案内
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お清めの水場にはアジサイの切り花
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回廊の屋根下には風鈴が整然と鈴なり
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アジサイの花に見立てた傘の共演
posted by すここ at 21:27| Comment(0) | 日記